「第53回精神保健福祉全国大会」報告

第53回精神保健福祉全国大会



 東北社会人リーグ1部 グルージャ盛岡 優勝!!


 Jリーグ入りを熱望する地元民として、密かに喜んでいます。
 ”グルージャ”とは南部藩の家紋である”むかい鶴”にちなみ、スペイン語の「鶴」の意をもとにしているとのこと。
 次はJFL昇格を賭け、強行日程で有名な第29回全国地域リーグ決勝大会(11月25日(金)〜27日(日)高知・熊本/12月2日(金)〜4日(日) 岡山)ですが、健闘を期待しています\(^o^)/



 2005年10月12日(水)に盛岡市民文化ホール盛岡駅西通二丁目9−1 マリオス内)にて全国から約1300人が参加し開催されました。
 これは精神保健福祉普及運動週間(10月10日〜16日)の普及運動として「みつめよう!語ろう!いのち」と「ひろげよう 仲間とこころのまちづくり」をテーマに開催されたものです。
 以下、大会の報告をさせて頂きます。


 記念式典では当協会員の攝待幸子さん(岩手県立大学社会福祉学部福祉臨床学科 非常勤講師)が社団法人日本精神保健福祉連盟会長表彰を受賞された。


 記念講演では「こころの危機を支える」と題し、日本いのちの電話連盟常務理事で日本自殺予防学会の斎藤友紀雄理事長より講演がなされた。危機は転機の時であり、成長と飛躍の時ともなり得ると述べるとともに「共助の時代」の形成の必要性を訴えた。


 シンポジウムでは「普通に暮らせるまちづくり」をテーマに発言が行われ、小規模作業所「わさぴっと」設立に携わった宮古市宮守総合支所 千葉とわ子保健福祉課長から地場産の豆腐販売や墓掃除などの活動が紹介され、「障害について理解し、障害者が活動することを見守っている・待っていられるような地域づくり“愛”」と「安心して生活していくために、経済的な基盤が確保される支援体制づくり“金”」が地域で生活するには必要と述べた。


 鴻沼福祉会「きりしき共同作業所」草柳努施設長は、障害別による補助金格差問題や事例をとおして障害者自立支援法への課題を指摘した。


 当事者の会「工房きらら(宮古市)」の伊東明美代表は自らの闘病生活を振り返り、活動を通じて友人・知人など人に支えられ信じる事ができ、出会いの場の大切さを感じたと語った。


 厚労省社会・援護局障害保健福祉部 坂崎氏からは障害者自立支援法(案)の概要説明がなされた。
                             <事務局 E>