セカンドオピニオン外来 日本海病院(asahi.comより)

セカンドオピニオン外来 日本海病院
2007年01月13日

 酒田市の県立日本海病院は15日から、患者が治療の進め方について主治医以外の医師の意見を聞くことができる「セカンドオピニオン外来」を始める。手術か投薬かなどの治療法で迷った時、「第2の意見」を聞いて治療法を決める参考にしたり、選択の幅を広げたりすることができる。

 セカンドオピニオン外来は、がんや心臓病、脳血管疾患などが主だが、日本海病院は内科や外科、小児科、産婦人科など19科目で相談に応じる。各科長などベテラン医師が担当する。

 相談は、日本海病院に通院していない患者か、意思を代行できる家族らが対象。主治医による「診療情報提供書」、エックス線フィルムや検査データなどが必要で、相談1回(原則60分以内)につき2万1千円。

 主治医の了解を得ていない場合や医療過誤、係争中の事案、亡くなった患者についての相談には応じない。

 県内では、山形市の県立中央病院が昨年11月から、がんに関するセカンドオピニオン外来を始めている。日本海病院のセカンドオピニオン外来への問い合わせは、地域医療室(0234・26・5282)へ。

asahi.com
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000701130001