東北初の視覚障害者サッカーチーム目指す(asahi.comより)

東北初の視覚障害者サッカーチーム目指す

2007年01月16日

 東北で初めてとなる視覚障害者のサッカーチームを作る計画が、県内で動き出している。サッカーという世界共通の「言語」で垣根をなくそうと、手探りの挑戦が始まった。(長崎潤一郎)

 仙台市青葉区の県立盲学校に14日、障害者スポーツの指導員や、東北地方の県立盲学校の教員、生徒ら約30人が集まった。視覚障害者サッカーブラインドサッカー)の指導者育成や、選手の発掘を目的とした講習会だ。東京から日本視覚障害者サッカー協会(神戸市)理事や現役の日本代表選手も駆けつけ、ドリブルやパス、声の出し方の練習を繰り返した。

 県障害者スポーツ協会の碓井修二さん(29)は「世界選手権もパラリンピックもあるブラインドサッカーなのに、東北には選手も指導者もいない。何とかチームを作りたかった」と話す。

 ブラインドサッカーは、フットサルと同じ5人制で、ピッチは20メートル×40メートルほど。B1と呼ばれる全盲を含む障害の重いクラスでは、健常者か弱視が務めるGKを除く4人は視力の差をなくすためにアイマスクをつける。ボールの中に入った鈴の音や、外部の指示が頼りだ。
(中略)
 県障害者スポーツ協会では、選手や指導者を募集している。
 問い合わせは同協会(022・257・1005)。

asahi.com
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000701160001